グリーン豆 こんぺいとう

ホットケーキミックスで作る『こんぺいとうとグリーン豆のお手軽シュトーレン』

近年日本でも大人気の「シュトーレン」。街にイルミネーションを目にするようになるこの季節、様々なお店で独自のシュトーレンが並びます。

ケーキだけでなく、シュトーレンを用意してクリスマスを迎えるご家庭も多いのではないでしょうか。

クリスマスの本場ドイツの伝統菓子であるシュトーレンは、バターたっぷりの生地にレーズンやオレンジピール、ナッツなどを練りこんだ発酵菓子です。

ドイツではクリスマスの約4週間前から出回り始め、毎日一切れずつ食べながら、クリスマスを迎える風習があるそうです。
その為、日持ちしやすいように洋酒をたっぷり使ったものが多いのも事実。毎年、我が子に見えないようにこっそりと楽しんでいたのですが、ついに昨年息子に見つかり「大人だけずるい。」と、言われてしまいました。

確かに、大人だけで食べるなんて勿体ない。
ですが、洋酒をどの程度使っているのかはお店によって様々で確認するのも大変です。

そこで思いついたのが、子供が大好きなおかしを使って、安心して楽しめるお手軽シュトーレン!
本格的なシュトーレンだと作る手間も掛かりますが、ホットケーキミックスを使って手軽に作れるこのレシピなら、作る時間さえも家族で楽しめます。

使うのは雪の結晶のように可愛い「春日井なつ菓子こんぺいとう」と、鮮やかな緑がモミの木をイメージさせる「グリーン豆」。

洋酒漬けのドライフルーツやナッツではなくおかしを使うことで、お子さまやお酒の弱い方でも安心して楽しめます。
またサイズもぴったりで、ナッツを刻んだりオーブンで空焼きする必要もなくそのまま使える手軽さも嬉しいポイントです。

クリスマスだけでなく、普段のおやつとしても気軽に作れますね。

スライスする度に姿を現すかわいいお菓子に、子どもだけでなく大人もワクワクさせられることでしょう。
今年のクリスマスはぜひ、ご家族でお手軽シュトーレン作りを楽しんでみてください。

材料(直径約15㎝のもの1台分)

【生地】

ホットケーキミックス 200g
1コ
牛乳、砂糖 各大さじ2

【トッピング】

春日井なつ菓子こんぺいとう 1袋(85g)
グリーン豆 50g
溶かしバター(無塩) 20g
粉砂糖 適量

作り方

1.ボウルに卵、牛乳、砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜ合わせる。そこにホットケーキミックスを加え、ゴムベラで粉っぽさが無くなるまでよく混ぜて1つにまとめる。

2.春日井なつ菓子こんぺいとうとグリーン豆を加え、全体に行き渡るようにゴムベラでよく混ぜる。

3.小麦粉(分量外)を台に広げ、その上に2.を乗せる。指でおかしを中に押し込みながら、長さ15㎝程の楕円形に形を整える。

生地の縦半分を手で1㎝程の厚みに伸ばす。

伸ばした生地を中央に向かって折りたたむ。

4.天板にオーブン用シートを広げ、3.を乗せる。170度のオーブンで約30分焼く。

5.生地がまだ熱いうちに、溶かしバターを裏表全体に刷毛で塗る。

粗熱が取れたら、表面に粉砂糖を振る。

ナイフを入れて、約1㎝幅にカットしてみてください。この瞬間が一番ワクワクするはずです。
中にはカラフルなこんぺいとうとクリスマスカラーのグリーン豆がかわいいお顔を覗かせてくれます。

表面はクッキーのようにカリッとし、ほんのり甘い生地をパクっと噛むと、所々に感じるザクっとしたこんぺいとうの上品な甘み。そこにポリっと感じるグリーン豆の香ばしさが加わって、たまらなくおいしい!

昨年は「大人ばっかりずるい。」なんて言っていた我が子も、今年は家族みんなで作る時間から一緒に楽しめそうです。

家族で1切れずつカットしてお皿に乗せると、案の定「おいしい!」とあっという間に無くなり、結局全員で何切れもカットして楽しみました。

アルコールを使わないシュトーレンです。
1日1切れずつ、では無く、お好きなだけ自由に楽しんで頂きたいと思います。

ご家族と、作るところから楽しんでみたい方にぴったりな「おかしのお手軽シュトーレン」で今年のクリスマス気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか?

ポイント

・お好みで、シナモンパウダーやカルダモン、オールスパイスなどを少量加えるとより本格的な風味に近づきます。
・溶かしバターは、焼きたての熱いときが染み込みやすいです。しっとりさせたい方はバターの量を30gに増やしても○。
・ラップで包んで、常温で2~3日日持ちします。

【調理時間】45分

この記事で使われた商品

春日井なつ菓子 こんぺいとう

5つの味が楽しめるフルーツこんぺいとう。
室町時代にポルトガルから伝わったカラフルな砂糖菓子。5つの味(砂糖、桃、林檎、葡萄、サイダー)が楽しめます。

商品情報はこちら

 

この記事で使われた商品

グリーン豆

50周年を機に生まれ変わった!サクサクえんどう豆スナック!
えんどう豆をまるごと使用し、香りのよいサクッとした軽い食感に仕上げました。
豆のおいしさを引き立てるロレーヌ産岩塩を使用し、より豆の旨みや甘みを感じるおいしさへと進化しました。

商品情報はこちら

 

大西麻子

自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。小学生の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。

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