海外の人気お菓子サワーパッチキッズを8歳の発想力で再現！酸っぱい×甘い『つぶグミパッチ』

海外にはカラフルでユニークなお菓子が沢山ありますね。私たちが暮らしたアメリカでも、誰もが知る人気お菓子がありました。その１つがサワーパッチキッズ(Sour Patch Kids)。

フルーツ味のグミを酸味の強いパウダーでコーテイングしたもの。最初の酸っぱさに驚きますが、ハードなグミを噛んでいるうちに甘味が広がります。

クラスメイトから貰ったり、学校の先生や近所の方から貰ったりと、アメリカの暮らしの定番ともいえるお菓子です。そんな楽しい記憶を思い出し、我が家の8歳はこの夏、宣言したのです。

ぼく、サワーパッチキッズをお家で作る！！
こうして始まった息子の大研究。
設計図を描き始めたやる気満々の8歳を前に、協力しないわけにはいきません。

味わいを似せて、簡単に作れるようにすることが目標。

そしてこの夏、試行錯誤の上辿り着いたのが、「つぶグミパッチ」です。
この食感と味わい、確かになかなかのサワーパッチキッズ感があります。

口に入れると、まず酸っぱーい！！でも、ふと気づくと甘さが口に広がるのです。楽しい！
色々なフルーツ味があることや、つぶグミならではの少しハードな食感も似ています。

息子いわく、「つぶグミパッチ」の“フリフリ”が、美味しさUPのわくわくポイントだそう。
何のこと？と思われた方はぜひ、8歳の発想力が生み出した楽しい作り方をご覧ください。

材料

作り方

１．ラムネいろいろをすりおろす。すりおろした粉を蓋つきの小さな容器か、ジッパー付き袋に入れる。

(すりおろし切れなくて残る小さなカケラは、すりおろしを頑張ったご褒美にどうぞ。）

２．つぶグミをレモン汁に5分浸す。ザルで軽く水気をきる。

３．ラムネの粉が入った容器(袋)に、2.を入れ蓋をしっかりと閉める。“フリフリ”と振って粉をつぶグミの表面にコーティングする。

これは、サワーパッチキッズを知らない方が食べても本当に美味しいです。
フリフリした容器(袋)のまま保存出来るのも嬉しい！

レモンの酸味が良いアクセントになり、表面を覆うラムネいろいろが、柔らかく溶ける食感も◎。

もちろん、８歳の発想です。本物をそっくりそのまま再現したわけではありません。

ですが、アメリカの子供たち(大人も)を魅了する「酸っぱい×甘い」の味わいは、日本のお菓子(つぶグミ＋ラムネいろいろ)でとてもよく表現されています。ラムネいろいろがふわっと溶けて味が変わる感覚は、きっと癖になります。

息子は言葉の通じないアメリカで、まさにお菓子を通して友達や先生と心を通じ合わせました。
そんな楽しい記憶から生み出された「つぶグミパッチ」です。
これを、誰か好きな人と一緒に作って心を通じ合わせて欲しい！そんな願いが込められています。

もしかすると、材料の中にもう1つ「楽しい気持ち」を書き加える必要があったかもしれません。
ご家族と、お友達と、最後に“フリフリ”しながら「楽しい気持ち」を注入して、完成です！

ポイント

・ラムネのすりおろしは、小さなお子様の場合大人が行って下さい。
・ラムネの粉が溶けないよう、水気の無い場所で作業してください。

ラムネいろいろは、お好きなフルーツ味を使って下さい。個人的なお勧めは、色々な味のミックスです！
つぶグミは、色々な味わいの新商品が沢山出ています！お好みの味で楽しんで下さいね。

【調理時間】10分

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大西麻子

自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。小学生の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。

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