グリーン豆

家飲みをもっと楽しみたい人必見!5分で本格おつまみ『グリーン豆と味噌のプラリネ風』

自宅でくつろぎながらお酒を楽しめる「家飲み」。そんな家飲み時間を充実させるのが、ちょっとしたおつまみ。気軽にサッと美味しいおつまみが作れたら、格好良いと思いませんか?

今回は、常備出来る材料でササっと手軽に作れるおつまみレシピの紹介です。お正月に雑煮で使った味噌も活用出来ます。
白味噌、赤味噌、米味噌…。お好みの味噌で作れるのも嬉しいところ。約5分で、お店で頂くようなあっと驚くおつまみを作ってみませんか?

我が家でも、自宅でお酒を飲む時間を夫婦で楽しむことが多くなりました。落ち着ける空間でゆっくりした時間を過ごせることもあり、ここ数年「家飲み」の人気が高まっていますね。きっと今年もこのブームはまだまだ続くのではないでしょうか。

色々なおつまみがありますが、中でも私が以前から時折作るとっておきのおつまみがあります。

それは、香ばしく炒ったナッツに練り味噌を絡めたもの。

練り味噌とは、味噌にみりんや酒を加えて艶やかに練り上げられた万能味噌のこと。田楽などに使われる味噌というと想像し易いかもしれません。味噌を練り上げることで、砂糖を煮詰めて作るカラメルのように香ばしく深い味わいが作れます。炒ったナッツにこれを絡めると、プラリネ風になるというアイデアです。

来客がある時に時間を掛けて作っていたおつまみの1つなのですが、気軽な家飲み時間の中で、「なにかおつまみない?」という夫の声に、ナッツをローストすること無く、もっと手軽に香ばしさを味わえるよう考えたのが、「グリーン豆と味噌のプラリネ風」です。

グリーン豆は乾煎りする必要がなく、そのままで豆の香ばしさとサクサクした食感があります。そこに甘く艶やかな練り味噌を絡ませると、まるで手を掛けて作られたような深みある味わいに。例えるなら、長時間煮詰めた濃厚カラメルでコーティングされた、和風のプラリネ菓子のようです。おつまみはもちろん、お茶請けにもぴったりです。

本当のプラリネは砂糖を煮詰めて作るのでカリッとした食感。一方、味噌を煮詰めて作るこのおつまみは、しっとりとして手で摘まむよりはお箸で上品に食べたいところ。そして何より驚くことに、グリーン豆のサクサク食感はしっとりした練り味噌を絡めても、なんと翌日まで続くのです。余ったら保存容器に入れて冷蔵庫で保存できるのも嬉しいポイントです。

お正月のお雑煮で使った味噌が余っていませんか?特別な味噌でなくとも、いつもの味噌、好みの味噌があれば大丈夫です。本格的な練り味噌より簡単に作れるレシピにしました。あとはグリーン豆を用意すれば準備は万端。簡単なのにどこかおしゃれなおつまみを、パパっと格好良く作って、今年の家飲み時間をお楽しみくださいね。

材料(2人分)

グリーン豆 1/2袋分(約45g)
味噌(好みのもの) 60g
砂糖、みりん、酒 各大さじ2
煎りごま、ミックスナッツ 適宜

作り方

1.味噌、砂糖、みりん、酒を鍋に入れてヘラで滑らかになるまでよく混ぜ味噌を溶かす。

2.ヘラで混ぜながら弱めの中火にかけ、ぷくぷくとしてきたら弱火にする。

3.絶えず混ぜながら3分程煮詰め艶を出す。ヘラで鍋底に線を描けるようになれば火を止めコンロから外し粗熱を取る。

4.3で作った練り味噌の約半量とグリーン豆をよく和える。好みで煎りごまを振る。

フライパンやオーブンで香ばしく乾煎りしたミックスナッツを加えてボリュームアップしても。

濃厚でコクのある練り味噌の美味しさが、サクサク!っと口の中で音を立て、香ばしいグリーン豆と交わります。ほんのり感じる塩味が甘味を上手に惹き立てて後引く美味しさ。
そのまま食べてももちろん美味しいグリーン豆。でもほんの5分の工夫で、あっと驚くような上品なおつまみに変身させることが出来ます。

味噌で作るプラリネ風おつまみは、我が家に遊びに来て下さったソムリエの友人も大絶賛していた自慢の一品。ビールや日本酒だけでなく、ワインやウイスキーにもぴったり。そんな夢のようなおつまみです。常備出来る材料で、今年の家飲み時間をもっと楽しんでくださいね。

美味しく作るポイント

・白味噌など甘味の強い味噌は、好みで砂糖の量を調整してください。
・余った練り味噌は冷蔵庫で約1ヵ月保存可能です。グリーン豆のおつまみの他、ふろふき大根や田楽にも活用出来ます。

【調理時間】5分

この記事で使われた商品

グリーン豆

“サクッ”とおいしい!旨塩味えんどう豆スナック。えんどう豆を”カリッ”と揚げて、”サクサク”の衣で包みました。旨塩味で仕上げた豆菓子です。

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大西麻子

自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。小学生の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。

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