水・黒砂糖・砂糖・水あめなどの材料を釜に入れ、加熱しながらシロップのような状態になるまで、完全に溶かします。材料が完全に溶けたら直火釜に移し、直接火にかけて材料の中の水分を飛ばしながら煮詰め、炊き上げます。
釜の中の様子:
釜を直接火にかけ、高温で煮詰めます。
炊き上がった黒あめの生地は、釜から出してコンベアで冷ましながら次の工程へ運ばれます。ある程度冷めたら生地を機械でロープ状に引き伸ばし、1つ1つ型で抜いて成型します。そして成型された黒あめはコンベアに乗せられ、さらに冷却して固めます。
コンベアで運ばれた黒あめは、1粒1粒ていねいにチェックして、割れたものや形が不良なものがあれば、取り除いていきます。 そうしてできあがった黒あめを、包装機で1つ1つ”ツイスト包装”します。その数、1分間になんと400個以上!
ツイスト包装:
四角い包装フィルムでくるみ両端をひねった個包装
1袋当たりのグラム数をコンピュータスケールが自動的に計量し、黒あめは賞味期限を印字した袋に詰められます。そして袋詰めされた黒あめは、ダンボール箱に入れられて、出荷します。