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おかしなひとたち

コラボレーション 共創 おかしなサマースクールin愛知

親でも先生でもない“大人”と出会う、夏の冒険がここにある【後編】

愛知県内各所で開催したお子様向け「おかしなサマースクール」全15イベント実施レポート

 

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この夏、愛知県内各地で開催された「おかしなサマースクール」のイベントのうち、お子様向けイベントの実施レポート【後編】です。【前編】はこちら。

③謎解き&ブースめぐり系

2025年のおかしなサマースクールで大好評だったのが、参加者が物語の一員となり移動しながらヒントを集めストーリーを進める体験型エンターテインメント「謎解き」でした。ほかにもブースをめぐり敵を倒す「クエスト」系のイベントも実施。ゲーム感覚で楽しみながら、学びを得られるのが特徴です。

◆おかしな超能力家族の謎を解け
参加人数71名(親子) お子様満足度アンケート9.0点

名城公園にある名古屋造形大学では、プロ顔負けの謎解きイベントを実施。出題内容を編集し、印刷物の手配から参画企業担当者それぞれが謎解きの登場人物になり切り、謎解き各ブースでクイズを出題しました。
★身に着く学び:思考力、発想力、協調力、観察力、好奇心、集中力
★参加者アンケートより:「劇場型で、登場人物の話が聞きやすく、親子で夢中になった」


◆高蔵寺ニャータウン 団地でニャゾ解き大作戦!
参加人数110名(親子) お子様満足度アンケート9.4点

春日井にある高蔵寺ニュータウンでは、団地を舞台にした謎解きイベントを実施。昭和、平成、令和のテイストでいろどられた団地の各部屋をめぐり、一匹の猫「ミライ」のメッセージを追っていきました。最後の部屋では団地の未来を拓く猫「ミライ」からのメッセージも。
★身に着く学び:地域力、想像力、創造力
★参加者アンケートより:「昔高蔵寺に住んでいて、子どもたちに自分たちが住んでいた街を見せられてうれしかった」「昭和、平成、令和と時代の勉強ができてよかった」

◆イロメガネクエスト
参加人数128名(親子) お子様満足度アンケート9.1点

名駅付近にあるなごのキャンパスでは、よのなかの偏見や思い込みをはずし、魔王センニュウカーン(先入観)を倒すというブースめぐり系クエストがありました。英語や日本語の思い込み、LGBTQ、プログラミングは難しそう…さまざまな思い込みに、遊びながら気づくことができる内容です。偏見や思い込み、大人こそ持っているかも?と気づかされる瞬間も多数。
★身に着く学び:多様性、平等力、俯瞰力、知識
★参加者アンケートより:「先入観を視点にしたメッセージ性が印象に残りました」「みんな違ってみんないい、というメッセージがよかった」

 


③食育系

食べ物は明日への元気を作る命の源。お子様にとってさまざまな角度から「食」の知識を得ることは、生きる力をはぐくむことそのものです。2025年は農業から保育、食品メーカー、漁業小売りまでが揃い、収穫体験や食品を使ったアート教室など、さまざまな「食」の学びが勢揃いしました。

◆真夏の満腹参観日2025
参加人数43名(親子) お子様満足度アンケート9.4点

春日井にあるおかしな実験農場では、毎年恒例の野菜収穫体験&古民家でイベントがありました。酷暑の中、体調管理に気を付けながらも収穫した夏野菜を古民家で調理し、冷や汁を作成。またお餅つきで作ったおもちをつける「タレ」も自作し、文字通り満腹な一日に!ほかにも現役大工さんによる竹や木を使った食器&マイお箸作りも好評でした。一方、見守る親御さんに対して行った「スマホ写真教室」では、最後にはプロカメラマンによる講評もあり、明日から使える知識を親子で身に着けました。
★身に着く学び:食育力、DIY力、調理力、写真力
★参加者アンケートより:「子どもが楽しそうに野菜を収穫し、その場で食べたり、タレ作り、箸作り、竹割、お餅つき等初めて経験するものが多く、良い体験になりました」

 

◆おやつで遊ぼ。
参加人数42名(親子) お子様満足度アンケート9.4点

栄にあるSLOW ART CENTER NAGOYAでは、お菓子やシラス、調味料などを使い、食べられる図工教室を実施。器作家さんによる色鮮やかなプレートに思い思いのアートを描く際は、自由な感性が花開きました。ソースやお味噌、シラスまでコラボしたドーナツは、まかふしぎな食べられるアート。ここでしか描けない夏の思い出キャンパスとなりました。
★身に着く学び:食育力、芸術力
★参加者アンケートより:「子どもの独創性に気がついた」「こどもが自ら考えて作ったものを、皆さんに試してもらいおいしい!と言ってもらえたことが嬉しかったようです」


⑤職業体験系

2025年は1つだけ中高生向けのイベントがありました。行きたい高校や大学などを選ぶ際に「どんな仕事をしたいか」のイメージがあると、勉強にも身が入ります。進路選択の幅が広がる、職業体験系イベントをご紹介。

◆アナデジワークフェス
参加人数46名(親子) お子様満足度アンケート9.6点

名駅付近にあるなごのキャンパスでは、中高生向けの職業体験を実施。しかし、ただ体験するだけではつまらない、ということで上司を探してハンコで承認をもらう「ハンコリレー」など、会社のアナログとデジタルの決裁システムを両方体験するゲーム要素も取り入れました。

★身に着く学び:理系力、進路選択力、仕事力
★参加者アンケートより:「中学生が仕事を体験してるときの表情がよかった」「ブースを回って企画などをしたこと」

 

3.愛知を元気にする企業コラボレーションの魅力

46社・118人が運営に携わった「おかしなサマースクール in 愛知 2025」。資本関係のない企業が集まり、ともに力を合わせて愛知という地域を盛り上げようとする取り組みは、全国的に見ても大変珍しいものです。それぞれの企業が持つ経営資源と、アイデアと情熱で作り上げるイベントは、企画から当日の運営まで、全てゼロから作り上げています。参加するお子様がどんな学びを得られるか、どうしたらもっと楽しんでもらえるか…たくさん話し合い、準備に準備を重ね、当日を迎えました。実は企業にとってもイベント運営は「学び」でもあります。イベントを作り上げる手法や、企画の発想力、チームワークなどが格段に身に着きます。「おかしなサマースクール」は、参加するお子様が多くの学びを得られるのと同時に、運営側も多くを得ることができる「学びのコミュニティ」として機能しています。気になる方は、ぜひ、仲間になってみませんか。

お子様向けイベント実施レポート【前編】はこちら。