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おかしなレシピ

おかしで世界のグルメ旅行! 黒あめ

【おかしで世界のグルメ旅行!】黒あめが決め手!スペインの人気おつまみ『茄子のサクサクフリット』

アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ…世界にはまだまだ日本では知られていない美味しいものが沢山あります。

気軽に「今日、美味しいものを食べに海外旅行をしよう!」なんて夢のようなことを言ってみたい!そんな風に思われた方はぜひ、ご自宅で”世界の個性ある料理”を気軽に作ってみませんか?

荷物の準備も、パスポートの準備も必要ありません。いつもの部屋でリラックスして旅気分を味わって頂きたい。そこで、特別な材料ではなく、いつもの“おかし”を使った世界の料理レシピをご紹介します。

今回ご紹介するのは、スペインの「茄子のフリット 蜜掛け」です。揚げ茄子に甘い蜜を掛けた料理で、アンダルシア地方で大人気のおつまみです。

茄子のサクッとした食感に、蜜の甘味と塩味の絶妙なバランスがたまりません!ビールやワインにもぴったりの料理です。

使用するのは、春日井製菓の黒あめです。この料理に欠かせないスペインの黒蜜は、カラメルを焦がしたような香ばしい香りの中に、柔らかな酸味を感じます。

直火炊きで黒糖本来の香りと味わいが感じられる黒あめは、この蜜を作るのにとても適しています。また、角の無いまろやかな酸味の米酢を一緒に煮詰めることで、濃密な甘味と酸味のバランスが絶妙な「黒蜜ソース」が簡単に作れます。

サクサクとした食感を出すため、スペインでは茄子をビールや炭酸水などに長時間浸けて、水気をきってから揚げる工夫がされているようです。ですが今回は、あくまでも気軽に料理を楽しんで頂くため、手間を掛けずにサクサク食感に仕上がるてんぷら粉を使ってフリットを作ります。

これで外はサクサク、中はとろとろの食感は十分に再現することが出来ます。

材料(2人分)

茄子 3本

【フリット衣】

てんぷら粉 50g
大さじ5

【黒蜜ソース】

黒あめ 4粒
大さじ4
米酢 小さじ2

【その他】

揚げ油、塩 各適量

作り方

1.小鍋に<黒蜜ソース>の材料を入れ弱めの中火で煮立たせる。煮立ったら弱火で4分間煮て火を止める。コンロから外して冷ましておく。
(途中、菜箸で黒あめを転がしながら完全に溶かす。)

2.茄子を洗ってヘタを取り、縦半分に切る。さらに縦に3~4等分に切り、キッチンペーパーで水気をしっかりふき取る。

3.ボウルに<フリット衣>の材料を泡立て器でよく混ぜ合わせる。切った茄子に衣を薄く絡ませ、180度に熱した油で表面がきつね色になるまで少量ずつ揚げる。

4.茄子があつあつのうちに塩を振って皿に盛る。上から黒蜜ソースを掛け、あれば乾燥パセリ(分量外)を振る。

茄子と黒あめ。意外な組み合わせだと思われた方も、一度これを口にした途端、香ばしさと甘さの絶妙なコントラストに心奪われることでしょう。

まさに神業のような味わいのアンダルシアの大人気料理を、身近で手に入る黒あめで楽しんでみてください。

ポイント

・茄子をサクッとさせる為、180度の高温で少量ずつ揚げてください。
・黒蜜ソースは、冷めるととろみがつきます。もし、とろみが足りない場合はもう少し煮詰めて下さい。反対に、とろみがつきすぎた場合は水を少量足して煮溶かせば元に戻ります。

茄子の切り方はお好みで。薄い輪切りにしてサクサクに揚げるお店もありますし、1㎝幅のいちょう切りにするお店も。茄子のジューシーさを感じたい場合は今回のように大きめに切って下さいね。

少しアレンジして、茄子のフリットと生ハムと合わせて黒蜜ソースを掛けるのもお勧めです!
熱々の揚げたてをぜひどうぞ。

秋の夜長、おかしを使って気軽に、スペインの旅気分を味わってみませんか?

【調理時間】15分

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大西 麻子

自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。小学生の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。