春日井製菓株式会社 兵庫県・相生工場見学会

「工場に入るのって、すごく大変なんだね！」
2025年8月4日(月)、全身白衣に髪の毛がすっぽり入る帽子、マスク、手袋…の完全防備で工場に入る準備をしているのは、夏休みの親子連れやご夫婦など抽選で選ばれた10名の人たち。場所は、兵庫県にある春日井製菓の相生工場です。

訪れたメンバーはエアーシャワーなど工場入場前の衛生管理の厳しさに、ちょっと驚いていた様子。

この日は「団地味ラムネプロジェクト」の一環である工場見学会でした。春日井製菓の工場は、安全上の理由から一般の方の工場見学は受け付けていません。工場内に入れるのは、春日井製菓の社員か取引先か、テレビ局の人くらい。だからこの日の工場見学は、とても特別な機会でした。

UR都市機構と春日井製菓がタッグを組み700個以上が集まった「高蔵寺ニュータウンの幸せな思い出」。その中から300個の思い出を選び、個包装にデザインしました。そして完成したのが世にも珍しい「団地味ラムネ」です。どんな味なの？どこで買えるの？さまざまな疑問が沸き起こります。でもお店では、買えません。「高蔵寺ニュータウンを元気にしたい」という想いの方が手に入れることができる、特別なラムネになっています。そんな団地の幸せな思い出が詰まった「団地味ラムネ」完成の瞬間を、幸せな思い出の提供者といっしょに見守ろうと、抽選で5組10名を相生工場に招待しました。

愛知県名古屋市に本社がある春日井製菓ですが、ラムネを作っているのは相生工場。春日井市・高蔵寺にゆかりのある人たちが、朝から新幹線で兵庫県にある相生工場に大集合！

工場内では原料であるブドウ糖やコーンスターチが混ざり合い、やがて一粒のラムネになるまでの工程をじっくり見学。

原料を混ぜ、型に入れ、圧縮した状態がこちら。

工場内にはラムネ特有の爽やかであま～い香りがいっぱい。愛知を朝早く出たから、ちょっとおなかもすいてきたな…

すると特別に、乾燥前のできたてラムネを、みんなで試食できることに！

大人も子どもも思いがけないサプライズに「やったー！」と大喜び。ほんのりあたたかいラムネは口の中でほろりと溶けて、じゅんわりとおいしさが広がります。

「やさしい味がするね！」
「あったか～い！」
「すぐ溶けちゃった！！」

大人たちも、できたてラムネのおいしさに舌鼓。その後は機械の扉も開けてもらい、およそ100メートルにもおよぶ乾燥工程を見学しました。

しっかり乾燥された団地味ラムネは、みんなが書いてくれた300個の「高蔵寺ニュータウンの幸せな思い出」が描かれた、スペシャルパッケージで包装されます。

「すごいスピードで、どんどんラムネができるね！」

「これ、うちの孫が書いた言葉かも！」
できあがったラムネの山をのぞき込んだご夫婦が言いました。

300個の思い出がデザインされたパッケージの中には「自分が書いた思い出」も入っているはず。

「私の書いた思い出のラムネはどこかな?」
見学者みんなが、生まれたばかりの団地味ラムネをのぞき込んでいました。

団地味ラムネは、高蔵寺ニュータウンに暮らす、たくさんの人の記憶や感情が込められた、特別なお菓子です。思い出という「過去」と、みなさんが今生きている「現在」、そして変幻自在な「未来」をつなぐ役割を担います。みんなの思い出が、明日のまちの元気を作る「団地味ラムネプロジェクト」。ラムネを使ってどうまちを元気にするかは、あなた次第です。

「なになに、どういうこと？気になる！」
「いっしょに取り組みたい！」

そんな人は、ぜひ仲間になりましょう。団地味ラムネを手に入れる方法や今後のプロジェクト詳細については、ホームページやプレスリリースで発表していきますので、続報をお楽しみに。

◆これまでの団地味ラムネプロジェクトは、以下の記事もご参照ください。

団地味ラムネ記事バックナンバー

春日井製菓 – おかしなくらいおかし好き – おかしなはなし – ＵＲ都市機構と春日井製菓が「地域連携・協力に関する連携協定」を締結

春日井製菓 – おかしなくらいおかし好き – おかしなはなし – 団地味ラムネ！高蔵寺ニュータウンの「幸せな思い出」21文字大募集！

春日井製菓 – おかしなくらいおかし好き – おかしなはなし – 団地味ラムネ「幸せな思い出聞かせて会」を高蔵寺ニュータウンで開催！！

春日井製菓 – おかしなくらいおかし好き – おかしなはなし – 「団地味ラムネ」の個包装「みんなの思い出ラムネ300粒」が選ばれました！　201〜300

春日井製菓 – おかしなくらいおかし好き – おかしなはなし – 「団地味ラムネ」の個包装「みんなの思い出ラムネ300粒」が選ばれました！　101〜200