春日井製菓

爽快感と甘さの絶妙なバランスがストライクゾーン!『のどにスッキリ』ファン座談会

昭和の終わりに発売され、ハーブとミルクのコンビネーションの魅力で、今や春日井製菓の飴の中で人気No.1となった『のどにスッキリ』。この飴の大ファンとおっしゃるお二人にオンラインで集まっていただき、『のどにスッキリ』の魅力をじっくりうかがいました。

鏡子さん
広島県在住。『のどにスッキリ』の1kg袋を1ヶ月で舐め切る、文字通りのヘビーユーザー。
ルミさん
東京都在住。現在はテレワークのため山梨県の実家に帰省中。コールセンター関係の仕事のため、のど飴は欠かせない。
豆彦
春日井製菓販売株式会社マーケティング部。同社が主催する『スナックかすがい』のマスター。

仕事にもコンサートにも、喉を潤し
ホッとさせてくれる欠かせない存在

豆彦
本日は『のどにスッキリ』ファン座談会にご出席いただきありがとうございます。よろしくお願いします。早速ですが、鏡子さんは『のどにスッキリ』の1kg袋を毎月通販で購入してくださっているそうですね。あの袋には180個入っていますから、単純計算すると1日当たり6個になります。うちの社員でもそこまでたくさんは舐めていないと思いますので、ありがたいですが、どういう時に舐めてくださっているのですか?
鏡子さん
一番多いのはパンの製造補助の仕事の間ですね。パンを乾燥させるために職場ではずっと扇風機を回しているんです。乾燥させないとカレーパンとかも揚げられないし、ドーナツもカゴにくっついてしまうので。乾燥しているから喉が乾きますが、水分を採るとお手洗いに行きたくなってしまうので、時々この飴を舐めて潤しています。
豆彦
なるほど。パンの製造現場が乾燥しているというのは意外ですが、お役に立てていて嬉しいです。ルミさんはコールセンターのお仕事だから、のど飴はたくさん舐めておられそうですね。
ルミさん
もちろん、仕事の合間にのど飴は欠かせません。前の職場では休憩室に何種類か用意されていましたが、『のどにスッキリ』は人気があるのでボトルいっぱいに常備されていたんですよ。今は自分で購入してデスクに置いています。喉の調子を整えるために舐めるだけではなくて、難しい対応の後で気持ちを立て直すためだったり、甘いものを口に入れてちょっとホッとするためだったりもしますね。甘いものもほしいし、喉も潤したいし、ほっとしたい。そういう時にきつめの飴とか、刺激が強いものだと気持ちが落ち着かないので、『のどにスッキリ』がちょうどいいんです。
豆彦
なるほど、なるほど。コールセンターは、相手の方と電話の声だけを頼りにお仕事されるわけですから、緊張を強いられますものね。そんな風に活用していただいているんですね。ありがとうございます。お二人ともお仕事以外でも舐める時はありますか?
鏡子さん
仕事以外でもよく舐めますよ。たとえば、ある歌い手さんのコンサートでは、咳予防のために必ず舐めます。
豆彦
静かに聴き入るタイプのコンサートなんですね。
鏡子さん
そうなんです。その方のコンサートに初めて行った時に、咳ばらいなどをすると他の観客に振り返られるからと言って、友達から飴が回ってきたんですよ。それで、飴を舐めて咳を予防するんだなと思いました。
豆彦
面白いですね、飴がお互いの安心につながったりもするんですね。ルミさんはどうですか?
ルミさん
仕事以外では、鏡子さんと同じように、コンサートやミュージカルを観に行った時や、映画館や図書館など静かで咳をすると迷惑になる場所では必ず舐めますね。趣味でボイストレーニングをしているので、その合間にもよく舐めています。
鏡子さん
そういう使い方もあるんですね(笑)。

爽やかな中にほんのりミルクの
甘さがある、万人受けする味が魅力

豆彦
世の中には、いろいろな種類の『のど飴』がありますよね。コンビニやスーパーには各社の製品がずらっと並んでいます。その中でお二人は『のどにスッキリ』のどこを気に入ってくださっているのでしょう?
ルミさん
『のどにスッキリ』というネーミングがそのまんまでわかりやすいですよね。いかにも「喉がスッキリしそう」じゃないですか。正面から見たパッケージのバランスもいいですよね。商品名もハーブのエキスが入っていることとかもパッと目に入りますし。個包装のパッケージもスッキリしているのに可愛いくて、仕事の時にパソコンの脇に置いてあるとホッとします。
豆彦
もはや社員のようにご説明くださって恐縮です(笑)この個包装は枕の形なのでピロー包装というんですが、1984年に『ミルクの国』というキャンディ発売時に日本で初めてこの個包装をしたのが春日井製菓なんですよ。その1年後の1985年に『のどにスッキリ』が発売されました。
ルミさん・鏡子さん
へー、そうだったんですね。確かにそれまではひねってあるものでしたもんね。
鏡子さん
パッケージもいいですが、私は、まず、味ですね。スーッとし過ぎる清涼感が強い飴は舐めているとちょっと鼻が痛くなるんですよ。かといって甘すぎると喉が乾いてトイレに行きたくなるので、コンサートや飛行機では特に困ります。『のどにスッキリ』は、ハーブの味がメインだけれど、そこにミルクの甘さがあってちょうどいい味なので、私はすごく気に入っているんですよね。甘過ぎず、爽快感がキツ過ぎず、爽やかな中にほんのり甘さがあってバランスがいいと思います。
ルミさん
もちろん、味も大事です!『のどにスッキリ』はまろやかでハーブの香りがして清涼感も少しあって、何回でも繰り返し舐めたくなるような、優しい柔らかい味なところが気に入っています。味がまろやかで万人受けしますよね。特徴の強過ぎる飴だと好き嫌いが分かれるから、人にあげる時に困ります。
豆彦
今は特徴というか個性が強いキャンディも多くあるのですが、これは「ちょうどいい」「バランスがいい」と言ってくださる方が多いんですよね。お陰さまで売れ行きは好調で、この「真ん中」というのが実は一番のボリュームゾーンなんだなと実感しています。
鏡子さん・ルミさん
うんうん。
ルミさん
その甘みも尖っていなくて、ミルクの丸い甘みなところがいいです。ミルクって気持ちを落ち着かせる作用もあるし、まろやかなイメージもあるし、口に含むとほっとする甘さじゃないですか。
鏡子さん
私は漢方が苦手なので、漢方の薬っぽい味が駄目なんですよね。そういう人は他にもいると思います。スースーし過ぎるのも困るし。『のどにスッキリ』はほんとにちょうどいいんですよね。
豆彦
もうホントありがたいコメントです。粒の形とか大きさについてはどうでしょうか?
鏡子さん
角がないのがいいですよね。角がある飴は口の中で当たるし、つい噛んでしまいます。
ルミさん
まん丸でなく少し平らなのも舐めやすくていいですよね。最初は形をよく見ないまま口に放り込んでいたので、丸形だと思っていました。帆立貝だと気づいてからは、可愛いなと思っています。
豆彦
ありがとうございます。口の中での舐めやすさにもこだわってこの形にしました。「帆立貝のエキスが入っているんですか?」というお問い合わせをいただいたこともあるそうです。
鏡子さん・ルミさん
入ってるんですか?!
豆彦
入ってません(笑)

持ち歩きはポーチに入れて。
コミュニケーションツールとしても活用

豆彦
鏡子さんは1kg袋を購入して小分けにしておられるのですか?
鏡子さん
そうです。小分けにしてポーチに入れて持ち歩いています。出かける時にはだいたい5個は持っていきますね。
ルミさん
私も持ち歩く時は5個ですね。やはりポーチに入れています。買うのはコンビニで、溶けないように冷蔵庫の野菜室で保管しています。
豆彦
隣に入っているのはワインですか?お酒を飲みながら舐めたりされますか?
ルミさん
隣はウイスキーです。お酒ではなく、お茶と一緒にいただくことが多いですね。
鏡子さん
私は何か飲みながら舐めることはないですね。水分を摂れない時に舐めることが多いですし、お茶を飲みながら舐めるとスーッとし過ぎる気がするので。
豆彦
先ほどルミさんが、「特徴のあり過ぎる味だと人にあげる時に困る」と言われましたが、飴をあげたりもらったりすることはよくありますか?
ルミさん
職場で同僚に配ったりします。お客様と話していてむせてしまった人に隣席の同僚が飴を差し出して、とても感謝されていたこともありました。
鏡子さん
友達と出かけて一緒に移動する時やちょっと休憩する時に渡したり、コンサート会場で飴を持っていない人がいたらあげたりしますね。
ルミさん
私は今はテレワークなので実家に戻って親と暮らしていますが、高齢のためかむせやすく、喉がイガイガしやすいようです。一緒に出かけた時、むせたりするとすぐに渡すようにしています。
鏡子さん
「ありがとう」とか、「お疲れさま」という意味で渡すこともありますよね。
豆彦
人と繋がる時にけんけんした気持ちで繋がれはしないので、やはりまろやかな温かい気持ちになるみたいなところでいくと、飴の果たせる役割っていうのは大きいのかもしれませんね。
鏡子さん
誰にでも気軽に渡せるためには好き嫌いのない、万人受けする飴がいいので、『のどにスッキリ』はぴったりなんです。
豆彦
春日井製菓の「かすがい」は「子は鎹(かすがい)」の「かすがい」にも通じるので、お菓子で人と人を「かすがう」ことを今後も考えていきたいと思います。『のどにスッキリ』のご縁でお二人とかすがわせていただいたことに感謝します。
本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。今後ともご愛顧よろしくお願い申し上げます。