キシリクリスタルとは

あまくてひんやり2層バランス!
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甘いミルクミント ひんやりキシリトール 甘いミルクミント
甘いミルクミント ひんやりキシリトール
特許技術だから出せるひんやり感とキャンディそうの甘さが絶妙なのど飴です。

商品ラインナップ

キシリクリスタル キシリクリスタル

開発秘話

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キシリトールの登場
1997年、食品添加物としてキシリトールが認可。甘味度が砂糖に近く、えぐみがないためおいしく感じるシュガーレス素材が誕生したことをきっかけに社内から製品化を進める声が挙がりました。
不可能への挑戦
当時、キシリトールはガムや一部の飲料に使用されていたものの、主成分としてキャンディにするのは不可能と言われていました。なぜなら砂糖や水飴を溶解加熱後に冷やして固めるような一般的なキャンディの製法では、キシリトールは液状のままで全く固まらないからです。いまだかつてない冷涼感のあるキャンディの誕生に向け担当者が開発に着手したのは、認可後すぐのことでした。
キシリトールの結晶化に成功!だが・・・
条件を変え、日々幾重にも研究を重ねた結果、開発着手からなんとわずか1年後の1998年、研究室でキシリトールの結晶化、つまり溶かしたキシリトールを固めてキャンディにすることに成功。これが特許を取得した独自の結晶粒子径コントロール技術「キシリクリスタル製法」です。しかし製品化が決まり、いざ大量生産を開始すると、製造工場ではキシリトールの結晶化が再現出来ずに固まらなくなってしまうことが発覚。来る日も来る日も機械の確認と調整作業を繰り返すも改善には至らず、一度決定した製品化を諦めざるを得ませんでした。
せっかく製品化出来たのに売れない?
大量生産に成功したのは、結晶化の成功から3年、開発着手からなんと4年後の2001年のことでした。ひんやりするキシリトールの特徴を生かした夏向けの製品「フルーツアイスティー味」を満を持して発売。しかし3層構造といった独特な形状のキャンディであることが災いしてか、なかなか手にとってもらえず、全くと言っていいほど売れない残念な結果となりました。
やっとつかんだ努力の結晶
「キシリクリスタルミルクミントのど飴」の誕生一挽回を期し、「冬」向けの製品として「ミルク」フレーバーの採用が決定。「ミルク」と「ミント」の最適な配合を見つけるため、気の遠くなるほどの試作、調整と試行錯誤を繰り返した後、ついに濃厚なミルクとひんやりしたキシリトールの絶妙なバランスが生まれ、これが爆発的なヒットのきっかけとなりました。まさに新食感の「キシリクリスタルミルクミントのど飴」が世の中に誕生した瞬間です。

製品化当時のこぼれ話

キシリトールを使ったキャンディの開発

キシリトールを使ったキャンディの開発
  • 開発: 当時はまず「おもしろい!」と思ったんですよ。でも同時に未知の領域に踏み込んだなと。それに加えて、工場での量産を考えて開発することをイメージしたら、本当に難しいと思いましたね。
  • 生産: 量産化のことも考えている研究者なんて珍しいですよ。
  • 開発: だから、いざ研究室で結晶化に成功したときも素直に嬉しい気持ちと、量産化が実現するかどうか不安が混じった気持ちでした。
  • 生産: キシリトールの当時の価格は今と比べものにならないくらい高かった。なのに40〜50回もテストしたんです。設備投資よりも廃棄コストがすごく気になってね(笑)。それだけ失敗しているのに、プロジェクトが終了しなかったのは、この製品に期待があったからだろうね。

「邪道」と呼ばれたキシリクリスタル

  • 「邪道」と呼ばれたキシリクリスタル
    当時の開発担当者/小林一英さん
    • 生産: 社内での評判は良かったよね。工場では「どうやって作るの?コストは大丈夫?」と心配してたけど(笑)。そういえば、ミルク×ミントは「邪道配合」なんて言われたな。食品のパッケージに青緑を使うのもそう。
    • 開発: “ミルクミント”とうたった製品は他にないから。
    • 生産: もしかしたら、味の「邪道(ー)」×パッケージの「邪道(ー)」で、「+」の評価になったのかもしれないね。

キシリーズ

「キシリーズ」は、キシリクリスタル公式ファンクラブです。ファンのみなさまと、ともに楽しみ笑顔になれるコンテンツが詰まっています。「キシリーズ」の仲間として一緒に楽しみましょう!

今後も様々な企画を検討中です。お楽しみに!

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