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春日井製菓 - おかしなくらいおかし好き - おかしなひとたち - 各講座が3分でわかる!『おかしなサマースクール』第7限目 団地の部屋壁芸術祭

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おかしなひとたち

各講座が3分でわかる!『おかしなサマースクール』第7限目 団地の部屋壁芸術祭

2023年8月26日 春日井市高蔵寺ニュータウン
☆参加人数:2組のご家族(7名)

 

「壁に絵を描いてもいいよ!」
「え?ホント?いいの?」

「いいよ。じゃんじゃん描いちゃってね」

リフォーム済みの部屋のまっさらな壁一面、なんだったらガラスにだって描いてもOK!
キットパスを使って、子どもも大人も思いっきりお絵描きしちゃったんです。
完成した作品のお披露目会の時には、絵が描かれたガラス戸の向こうには本物の虹が!
ウソのようなホントのお話。
子どもたちだけじゃない。パパやママにとっても忘れられないひと夏の物語です。

会場となった高蔵寺ニュータウンは、多摩、千里とともに、日本三大ニュータウンのひとつ。7つのエリアから構成され、総面積はバンテリンドーム146個分!
今回はその中の一つ、「藤山台団地」にある2部屋で開催。どちらもリフォーム済みで、すぐに入居可能。当然壁は真っ白。ここの壁にお絵描き?
こんな破天荒な企画は、全国数多くのURがあれど、もちろん今回が初めて。名実ともに第1回目の芸術祭となった。
「団地に入るのは初めて」という2組のご家族が参加。エレベーターのない小さな階段を5階まで上る。これも初体験。子どもたちにとってはすべてが小さな冒険。
小学校1年生の男の子はパパと2人で参加。
もともと障がい児学級の先生だったというパパ。今は自らサッカーチームを立ち上げ、子どもたちのコーチとして活躍している。
「今の世の中、子どもたちには“やっちゃダメ”ばかり。サッカーチームではまず子どもの“やりたい”気持ちを大切に、意見を聞くことが最優先。その上で試合に勝つ楽しさを伝えられたらと思っているんです。このイベントの募集案内を見た時、私の考え方と似ていると思い、私の方が参加したかったんです」と。
もうひと組は、11歳、8歳、1歳の仲良し3姉妹とご両親の5人で参加。
「子どもたちがお絵描き大好きなんです。随分前からチェックしていて、応募開始時間を待ち構えて、ポチっと応募。あっという間に満席になっちゃったのでよかったです」とママ。
お絵描きに使うのは、キットパス。水に溶かせば絵の具のようにもなる2wayの頼もしいパス。ハケと水入りバケツを持っていざお絵描きスタート!
「虹を描くって決めてきたんだ」
小学校1年生の男の子は元気よくそう言って壁に向かうものの、最初の一歩が踏み出せない。
「いいの?」とパパに聞くとパパは笑いながら頷く。
そこからは一気に大きな虹を描き始めた。パパはお手伝い役。
虹の下には国旗。続いてサッカーゴール。この試合はアルゼンチン対ブラジルだ。
「メッシ選手が大好きなんだ」
サッカーから国旗に興味をもち、ほとんどの国旗を覚えてしまったそう。
壁だけでは足りずに、今度はガラスにも国旗が次々と並ぶ。部屋全体がサッカースタジアムに。
一方の三姉妹チームは…。
遊園地の観覧車とジェットコースター、夏祭り、キャンプ、盆踊り、スイカ割り、お誕生日会と、壁いっぱいに描かれた、お姉ちゃん2人の夏の思い出絵日記。
「夏休みの楽しかったことを、全部思い出して描きました。壁が大きいから思い切り描けました」と11歳のお姉ちゃん。
小さなスペースにはアンパンマンがニッコリ。お姉ちゃんたちが特別に描いてくれたアンパンマンに、1歳の妹の目は釘付け。
「ねえ、ママ、本当に窓に描いてもいいの?本当にいいの?」と何度も聞いて、ママからの「いいよ」の返事に、ニコニコ顔で描き始める。盆踊りのヤグラが完成。太鼓の音がガラスの向こうから聞こえてきそうだ。
描き終わったら、お互いの作品の鑑賞会。
いつもは「ダメ」と言っているパパやママは…
「この絵を見ただけで、子どもたちが楽しい夏休みを過ごしてくれたんだとわかって嬉しくなりました」と三姉妹のママ。
「虹の色付けが思っていた以上に難しくて大変でした。壁に色を塗るなんて経験ないですからね」と笑うサッカーコーチのパパ。
「いけないことをやっている。そのドキドキ感を楽しんじゃいました」とこっそり語ってくれたのは、前日まで今回の参加に関して何も知らされておらず、事情を飲み込めないままに現地に来たという三姉妹のパパ。
今回のUR初、びっくり企画のメイン担当となったUR社員の須藤さんに、最終的にゴーサインを出した須藤さんの上司は、
「見ていて本当に楽しかった。元気をもらいました。URとして、こんなことができる高蔵寺ニュータウンの魅力を伝えていきます」とニコニコ顔。
同じく見学に来たURの新入社員は、
「こんなことURで本当にできるんですね!ちょっと驚きました。まさか…でした」。
とやっぱり嬉しそう。
その時、窓の向こうに、雲の合間から差し込む光とともに本物の虹が!
子どもたちが起こした奇跡。この日ここでかすがった全員の記憶にも心にも残るワンシーンとともに、芸術祭の幕が下りた。

『3分でわかる、おかしなサマースクール』一覧

第0限目『プロローグ』5月~7月

第1限目『夜の社長室』8月3日(木)

第2限目『夜のオフィスで食べ比べ~食いしん坊五感塾~』8月9日(水)

第3限目『激論!我社のDX~人を幸せにする、おいしいDXとは?~』8月10日(木)

第4限目『ゴキゲン仕事術』8月17日(木)

第5限目『おかしなバスケ教室』8月20日(日)

第6限目『江戸時代クッキング』8月26日(土)

第7限目『団地の部屋壁芸術祭』8月26日(土)

第8限目『おかしでドーナツデコ放題』8月27日(日)