Kasugai

第二回 黒あめバトンキャンペーン 深くてやさしいエピソード受賞作発表

黒あめ賞(10エピソード原文)

多くの方々から、「絵本になった特賞以外にはどんなエピソードがあったの?」「他の方のエピソードも読みたい!」というお声をいただきました。そこで、絵本化された特賞4作品とは別に、10作品を選ばせていただき、その原文を公開させていただくことにしました。どのエピソードも素晴らしく、選ぶのは本当に難しかったです。ここに発表できなかった皆様には、心からのお詫びと胸いっぱいの感謝をお伝えします。 多くの方々から、「絵本になった特賞以外にはどんなエピソードがあったの?」「他の方のエピソードも読みたい!」というお声をいただきました。そこで、絵本化された特賞4作品とは別に、10作品を選ばせていただき、その原文を公開させていただくことにしました。どのエピソードも素晴らしく、選ぶのは本当に難しかったです。ここに発表できなかった皆様には、心からのお詫びと胸いっぱいの感謝をお伝えします。

ありがとう、シャンハイ!

あっちゃのんさん

おかえり、おやすみ

小寺恵さん

死者への思いやりーもう、寂しくないよー

R.Mさん

父のお弁当

ざわさん

心の目

小松崎有美さん

世界に一人だけのおばあちゃん

ぴぴさん

おせっかいなおばあちゃん

ぽるさん

命はからだの電池

大槻華子さん

忘れたくなかったんだね

さにさん

つめたい手のひら

1373さん

特賞

かさのたび

入院をしているお友達をお見舞いした帰り道、突然振り出した雨に主人公のアナは大慌て。そんなアナに見ず知らずのおばさんが「返さなくても良いからね」そう言って1本の赤い傘を差し出してくれました。
お友達のお見舞いで少し悲しい気持ちだったアナをそっと優しく包んでくれた赤い傘。この傘の優しさの連鎖がアナの心をあたたかくしてくれます。

ジャムパンとクリームパン

いつもママと行く大好きなパン屋さんへ、はじめて1人でおつかいへ行くことになったそうすけくん。
いつもママとくる パン屋さんも、ひとりでくるといつもと違う空間に思えるほど。少しドキドキしながらもママに言われた食パンを買うことができて、少し大人になった気分。
ママから「好きなパン買っていいよ」と言われたことを思い出して、大好きなジャムパンとクリームパンで悩むそうすけくん。悩んだ末に選んだパンだったけど、見ず知らずのおばあさんがタッチの差で買ってしまい、そうすけくんはショックを隠せません。そんなそうすけくんに気が付いたおばあさんがとった行動とは…。

おかえしだよ

ある日、ちいさいひとが家にやってきた。突然現れたちいさいひとに戸惑いながらも、一緒に眠ったり、時にはしっぽを捕まれることもあった。どんどんちいさいひとは大きくなって、そのちいさいひとは僕より大きくなっていき、ボールを投げてくれたり、お世話をしてくれるようになりました。

いす

ある年のお正月、突然妻が倒れた。病院での入院生活の中、話すことが難しい妻との会話は50音が書かれたノート。それでも妻と過ごす時間はとても楽しくてにぎやかな時間。ある日、自分で字を書きたいと言う妻が一生懸命書いた文字、それは「いす」という2文字だった。最初訳が分からなかったが、妻の視線の先にはまるい椅子が1脚。自分自身の方が辛いはずなのに、笑顔で椅子に座るように促す気遣いを忘れない妻。しかし、その2文字が妻の最後の文字となってしまった。そんな妻が残した「いす」という2文字に癒され励まされている主人公の心情を綴った物語。