春日井製菓

第一回 黒あめバトンキャンペーン 深くてやさしいエピソード受賞作発表
第一回 黒あめバトンキャンペーン 深くてやさしいエピソード受賞作発表

特賞

特賞

おじいちゃんからのぎゅうにゅう応募者:植木 涼太さん / 監修絵本作家:おおで ゆかこ

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おおでゆかこ

イラストレーター、絵本作家、動物絵を中心に活動中。幼年・雑貨イラストや絵本。著書絵本には『プレゼント、あけてみて!』や『シロクマくつや』シリーズ3作など。絵本だけでなく、商品パッケージのイラストデザインを担当する等、多岐に渡り活動中。
プレゼント、あけてみて!/あかね書房

おおでゆかこ

イラストレーター、絵本作家、動物絵を中心に活動中。幼年・雑貨イラストや絵本。著書絵本には『プレゼント、あけてみて!』や『シロクマくつや』シリーズ3作など。絵本だけでなく、商品パッケージのイラストデザインを担当する等、多岐に渡り活動中。
プレゼント、あけてみて!/あかね書房

原作者 植木 涼太さんの受賞コメント

この度は「第一回黒あめバトンキャンペーン」の栄えある特賞の一人に選んで頂きありがとうございます。
祖父母が黒あめの大ファンで、たまたま家族で「黒あめって何年くらい昔からあるんだっけ?」と、お茶の間の話題から春日井製菓様のホームページへ移りこのキャンペーンに出会いました。受賞の知らせを頂いた時は、自分のエッセイが本になる喜びで胸がいっぱいになりました。ぼくと亡くなった祖父の大切な思い出を綴ったものだったからです。こんなに嬉しい事はありません。黒あめは福あめそのものですね。
おおでゆかこ先生によって作り上げられた本を初めて見た時は、色使いの巧みさに圧倒されました。なんとも言えない優しい色の重なりが見事すぎて。「色の魔術師」とお呼びしていいのでは。心温まる素晴らしい作品をありがとうございました。
最後になりましたが、みなさんの優しさがつまったこの黒あめキャンペーンがいつまでも続きますように。応援しています。

応募時の400字エピソード

タイトル:優しさに包まれて

トンボが舞う秋のある週末、ぼくは祖父にある悩み事を相談した。それは、夏休みにたくさんの友人に身長を追い抜かされ、自分は全く伸びないでいるという悩みだった。
これを聞いた祖父は優しく微笑んで「大丈夫。時期が来たら必ず伸びるから。それまで牛乳を飲んだらいいよ。」と、肩をポンと叩いた。だが、祖父の笑顔はこの時が最後になる。
祖父が倒れた。病室に一緒に寄り添いたくても面会謝絶という言葉の前に、子供のぼくは入室を許されずにいた。ところが、そんな会えない心配が続く日々の中、家族がお見舞いに行き来すると、ある物を持ち帰って来るようになった。
それは、祖父の食事に出される牛乳だった。祖父はぼくに渡してほしいと、何個も何個も命が尽きるその日まで家族に牛乳を託し続けた。ぼくの悩みを解決するために。今ぼくは、この祖父の優しさのお陰で少しづつ背が伸び始めている。願わくば祖父にありがとうが届きますように。

主催者より

特賞に選ばれた4作品は、絵本作家さんが当選者の皆さまにお電話し、400字では語りきれなかった背景や気持ちをお聴きし、一緒につくりあげました。原作からの変化もお楽しみください。

受賞作一覧

おじいちゃんからのぎゅうにゅう

トンボが舞う秋のある週末、ぼくはおじいちゃんに「自分は全く身長が伸びないでいる」という悩みを打ち明けました。おじいちゃんは「大丈夫。時期が来たら必ず伸びるから。それまで牛乳を飲んだらいいよ。」と、優しく微笑んでくれました。そんなある日、病気で倒れて入院することになったおじいちゃん。お見舞いに行きたくてもなかなか会えなくて寂しい想いをしていたぼくに、おじいちゃんから毎日牛乳が届けられるようになりました。

あたたかいうわばき

「小学生になったから、上履きは自分で洗う!」そう宣言した6歳の私だったが、だんだん上履き洗いが面倒になっていた私は、日曜の夜になってやっと洗って干しました。ただ季節は10月。夜は寒くて乾くはずがありません。でも朝になると、ランドセルの横には中までしっかり乾いている上履きが左右きちんと並べて置かれていました。寝る前はまだ濡れていたのに…。不思議に思っていると、上履きが乾いている秘密をお母さんが教えてくれました。

1ねん3くみ いがぐりくん

小学1年生のやすくんは、習い事で毎日とても忙しい毎日を過ごしていました。サッカークラブに入りたいけど、習い事が忙しいからとお母さんに反対されてしまいます。その反動からか、気が付いたら自分の髪の毛をジョキジョキと切ってしまい、イガグリ頭となってしまったやすくん。学校へ行くと、クラスのお友達からもからかわれ、学校にも行きたくなくなってしまいました。そんなとき、お友達のかずくんは驚きの行動でやすくんを助けてくれました。

おばあちゃんのおやつどき

学校がお休みの日は、おばあちゃん家へ行くことが楽しみ。いとこ達と広い庭でたくさん遊べるし、なによりおばあちゃんが作るおやつがとっても美味しい。 今日もみんなと一緒に遊んでいたら、「おやつの時間だよ」とおばあちゃんの声。我先におやつを食べようとすると、おばあちゃんから「みんな揃わないと食べたらダメだよ」と怒られてしまう。面倒くさいなと思いながらも、いとこ達に声を掛けて集めると、おばあちゃんからその理由を教えてもらい…。おばあちゃんの心温まる思いに、大事なことを学びました。