昔ながらの懐かしくて素朴なお菓子。そんなお菓子の魅力についてご紹介します。
「こんぺいとう」という名前は、ポルトガル語のConfeito(コンフェイト)がなまったもの。“金平糖”や“金米糖”と書くのは、どちらも当て字です。室町時代、とても貴重だった砂糖でできたこんぺいとうは、権力者への贈答品としても十分な価値があり、キリスト教の宣教師ルイス・フロイスがフラスコ入りのこんぺいとうを織田信長に献上したという話も残されています。
ちゃいな=陶磁器、マーブル=大理石(英語)。陶器のように硬くて、大理石のような艶をもつことから名づけられたといわれる、まん丸なハードキャンディです。
とても硬く溶けるのに時間がかかるので“1里(約4Km)歩く間、口の中にある”という意味で、一里玉ともいわれます。
アメリカで生まれ、欧米ではとてもポピュラーな豆の形のお菓子、ゼリービンズ。
豆の形をしたゼリーの外側を砂糖で覆い艶を出して仕上げたお菓子で、愛らしい形ときれいな色が特徴です。元アメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンの好物としても有名です。